伊那谷の船枻家
いなだにのせがいや
伊那市伊那部 馬場さんのすまい
- 敷地面積
- 821.49㎡(248.50坪)
- 建築面積
- 135.01㎡( 40.84坪)
- 延床面積
- 139.10㎡( 42.07坪)
- 竣工年
- 2006.07
- 構造規模
- 在来木造軸組構法
地上2階建 - 施工
- 小松建築
- 撮影
- 上田宏
環境との持続的共生を図る仕組み創り
全ての家づくりに「農的」要素を取り入れようとずっと拘ってきた。それは農業や農村暮らしの推奨ということではない。「農的民家」は、都市であれ山村であれ、その地域の環境的特性を住まいのエネルギーとして有効活用すべく、住宅建築の基本思想と捉えてのこと。つまり自然環境と社会環境の調和的按排をいかに建築化できるかの設計的取り組みを意味する。農的「新」民家づくりの役割は、自然環境と社会環境の良好なる按排を持続させる媒体にならないといけない。
■ふるさと信州の住まいコンクール 優秀賞 ■第40回中部建築賞 入選