瀬野和広＋設計アトリエ|自然と社会が、共に持続的環境形成が育まれる建築とまちづくりをするために。

家族の楽しい陣取り合戦が楽しい家づくり

22坪半が床面積法的限界の家づくり。目下親子3人暮らしだが、家族が増えても「世代循環」できる家づくりはあたりまえに。用途限定個室間取りは、将来の不便を招くばかり。間取り方は上下階それぞれ11坪のワンルーム。暮らしはそこからスタートすることが、家づくりの約束事。仕切り方はこれからの子供の成長的判断に委ねる。きっと「子どもは子供部屋では育たない」。間取りしない間取り方は、プライバシーの本意を意識しながら、社会環境をしっかり捉えられる感性を養ってくれるはず。