家づくりの前について
- 設計や積算監理・申請業務、工事監理とは何ですか?
- 建築家や設計事務所に設計・監理を依頼するメリットは?
- 建築家や設計事務所に設計・監理を依頼するデメリットは?
- 地方からの依頼は受けてくれますか?
- 用地取得は手伝ってもらえますか?
- 建築の際の基本的な坪単価は?
- 設計監理料はどのくらい?
- 設計監理料はいつ発生しますか?
- 設計にあたって特に留意している点は?
- シックハウス症候群への対策は?
- 冷暖房や断熱の処理は?
- 地震に対する備えは?
- 完成後の家の保守はしてくれますか?
- リフォームのみの依頼でも引き受けてもらえますか?
- バリアフリーへの対応は?
- はじめて相談に行く時の心がまえ、用意するといいものは?
- これから家を建てる人に伝えたい事、メッセージをお願い致します。
- 住宅以外の設計も引き受けてもらえますか?
メインメニューの「業務案内」をご覧下さい。
変形・狭小のような特殊な用地、建設予算の苦しい時、個性的な間取りなどを求める時などに、
住宅メーカーの設計案では満足のいかないケースが出てきます。
そのような場合にも建築事務所では、ケース毎のきめ細かな対応を期待できます。
建築家は必ずしも豪邸や風変わりで凝ったデザインの建築だけを設計している訳ではないのです。
特に私達の場合、家づくりはモノだけづくりではない、「暮らしゴト」づくりの原点的重要性を実感していただきたいと考えております。
暮らしを持続的に育む為の住まいの器が、単に姿や形だけの建築にならない為にも、ライフステージデザイン提案の出来る建築家と共同して下さい。
建築家に設計を依頼する場合、きめ細かく対応していく分だけ
住宅メーカーに比較して打ち合わせの回数が多く、設計から完成までの期間が長くなる事が殆どです。
また、建築家や設計事務所との相性もあります。
完成後も末永くおつきあいする事になりますので、それを煩雑と思われる方は、住宅メーカーへの依頼の方にメリットがあるでしょう。
遠距離であっても全く問題ありません。よろこんで承ります。
しかし、出張の際に発生する交通費・宿泊費などは別途頂くことをご了承下さい。
既に建設用地が決まっているケース以外でも、建築家は用地の形や条件からそれに見合った建築のアイディアが浮かぶ場合も多くあります。
不動産取引上の条件が悪い場合にも対応が可能ですので、用地探しからアドバイスを受ける事をお勧めします。
また、用地条件に付きましては、極力現地拝見させていただいております。
相談を含め、もちろん無料です。
私達の場合、これまで木造で坪70〜80万、鉄骨造で坪80万〜90万、RC造で坪90〜120万程度を目安としておりましたが、
昨今の物価高騰と工事職人不足の影響で、読みずらくなっております。
一方で、木造軸組構法の合理的ローコスト化を実現すべく、設計の創意工夫を図っております。
(1000万円台の家づくりにも積極的に取り組んでいます。)
例えば、木造戸建住宅は総工費の10〜15%で、諸条件協議の上決定しております。
構造設計・設備設計を要 する場合はそれぞれに+1%加算してください。
また経費としまして、確認申請手数料一律15万円いただいております。
改修(リフォーム工事)も基本、同様です。
例:4,000万円までの木造住宅は14%かつ最低料金300万円を標準とさせていただいております。
「設計業務委託契約時」、「実施設計積算図書作成完了時」、「工事完了引き渡し時」の順に30/40/30%の割合でいただいております。
但し委託業務の為、業務に先立ち契約を締結させていただきますが、基本計画(基本設計の一部)を先行し、委託の御判断を頂くことも可です。
その上で契約に至らなかった場合のみ、一律30万円(税別)をご負担頂いております。
木造の場合は、あて金物を極力用いない軸組み構法を基本とし、伝統的な木組み構法を範とした設計に拘っております。
建材には自然素材をベースに活用し、「化学」住宅となってしまう工業住宅化を避けています。
シックハウス法が整備された現在でも、実はまだまだ油断出来ない問題として捉えております。
最初に冷暖房はどうしようかと考えがちですが、順番が違うと思います。まず自然エネルギーの活用が先にあるべきです。
しっかり気密断熱と調湿を施しながら、思い切り外に開放できる間取り方こそ、この国の気候風土に合った家づくりだと考えるからです。
その上で、足りない部分を機械設備で補う事が筋ではないでしょうか。
雪国の萱葺きだった実家の記憶があり、地震に対する恐怖感は人一倍あります。
だから、揺らされて壊れる家だけは絶対つくりたくないと考えています。
家が完成するたび、私達は親戚を増やしている訳ですから当然です。
ただし定期的な型にははめず、家が存在し私達の活動が続く限りお付き合いさせていただきます。
全然問題ありません。
今後住宅ストック社会は必至でしょうし、そうなるべきだとも思っています。
実作の中ではABC朝日放送「ビフォーアフター」でもお騒がせいたしております。
段差をなくしたり手摺を付けたり、操作部や表示を大きくしたりする事がバリアフリーだとすれば、あたりまえの標準仕様です。
家づくりで一番難しいバリアーは、家族や社会との心のバリアフリーをどう実現するかではないでしょうか。
弁護士事務所ではありませんので、気軽にお声掛けいただきながら、お立ち寄り下さい。
ただし、あくまで御自身の家づくりであるがゆえの夢だけは多いに語って下さい。
敷地図や周辺環境写真等を御持参いただけるとありがたいです。相談料はいただいておりません。
繰り返し申している事ですが、家は買ってはダメ!!
自分の家ぐらいは自分で「建てる!!」意志のもと、私達建築家と共同してください。
買ったものはあくまで消費物。暮らしの意志は消費物からは決して育まれる事はないと思います。
もちろんです。集合住宅(アパート・マンション)、商業施設、医療施設、宿泊施設等、用途構造規模を問わず御用命下さい。