土手の間
つちてのま
福岡市南区 佐川さんすまい
- 敷地面積
- 269.74㎡(81.59坪)
- 建築面積
- 101.69㎡(30.75坪)
- 延床面積
- 89.42㎡(27.04坪)
- 竣工年
- 2012.08
- 構造規模
- 在来木造軸組構法
擁壁部分:
間知石ブロック構造
地上2階建 - 設計共同
- CAMELC
- 施工
- 藤匠住宅
- 撮影
- 大野博之
土手の間のつくろい方
中高層が立ち並ぶ街区の家づくり。7mの高台は、通風採光はもとより、まち並み俯瞰のロケーションとしても按配の良い土手の間取りにつなげようと考えた。土手の間に張り出した縁側を間口とし、サニタリー以外は2階を含め全開放間取りの容積が日常の目線となる。対面キッチンは社会的対面志向で玄関土間に設えられた。台所を中心に、土間は様々な作業と収納機能を持つ我々言うところの『土間ラボ』になっている。つまり、仕切らない容積全体がラボ機能を持ち合わせることで、限定用途を嫌った間取りを計った。