瀬野和広＋設計アトリエ|自然と社会が、共に持続的環境形成が育まれる建築とまちづくりをするために。

木は木で組む家づくり、そして雪仕舞のカタチ

雪深い長い冬の暮らしが自然。家づくりも雪の排除策が取りざたされるも自然と捉えるべきでしょう。
滑雪をはじめ耐雪、融雪、飛雪などの排除策が個別にはかられてきました。『まほろば里住』はこれらの除雪策に加え埋設という利雪を加味したカタチづくりを試みました。降り積もる雪は単純に滑落させ、軒先の雪山はそのままにするための屋根と壁の単純一体形としました。木は木で組む私達の屋台骨づくりと共に、この場所ならではの家づくりです。